施設概要・沿革 Facility_history
荒神谷博物館 施設概要
荒神谷博物館は、1984年7月に国内総出土本数を上回る358本の銅剣が出土し、さらに翌年銅鐸6個、銅矛16本が同時に発見され、古代史に大きな波紋を広げることとなった荒神谷遺跡に隣接したサイトミュージアムです。国宝荒神谷青銅器群や重要文化財を展示・収蔵できる機能を備えています。
基本理念
荒神谷遺跡と一体感のあるサイトミュージアムとして、当遺跡の青銅器文化と歴史の情報発信の拠点としての役割を果たす。
施設の機能
- 遺跡と博物館が一体となったサイトミュージアム
- 調査・研究活動の充実による研究成果の発表の場
- 学校教育、生涯学習、交流の拠点
- 斐川町内の遺跡等へのガイダンス機能
施設の特徴
- 発掘された現地であることを発信する
- 古代出雲の青銅器文化・歴史にふれる
- 大量の青銅品出土の謎解きに迫る展示
- 体験学習
施設名称
荒神谷博物館
建設地
島根県出雲市斐川町神庭873-8
開館
平成17年(2005)10月6日
敷地面積
2,991㎡
延床面積
1,316.40㎡
構造
鉄筋コンクリート造平屋建(一部二階建)
施設
- 展示部門 / 360.45㎡(特別展示室 36.69 常設展示室 149.02 企画展示室 99.19 導入展示室他 75.55)
- 収蔵部門 / 358.88㎡(特別収蔵庫 34.72 収蔵庫 218.06 展示準備室他 106.1)
- 共用部門 / 329.31㎡(玄関・ホール 154.23 休憩コーナー他 175.08)
- 教育普及・交流部門 / 120.31㎡(交流学習室 88.33 実習室他 31.98)
- 管理部門 / 97.95㎡(事務室 47.78 会議室他 50.17)
- 調査・研究部門 / 49.50㎡(学芸整理室 36.15 他 13.35)
沿革
昭和59年(1984)
1次発掘 358本の銅剣が発見される(07.12)
昭和60年(1985)
「荒神谷資料館建設期成会」設立
昭和60年(1985)
銅剣358本が国の重要文化財に指定される(06.07)
昭和60年(1985)
2次発掘 銅鐸が発見される(08.07)
昭和60年(1985)
2次発掘 銅矛が発見される(08.16)
昭和62年(1987)
銅鐸6個・銅矛16本が重要文化財に追加指定される(06.06)
平成7年(1995)
斐川町立荒神谷史跡公園が開園する(05.01)
平成8年(1996)
調査報告書『出雲神庭荒神谷遺跡』が刊行される(03.31)
平成9年(1997)
古代出雲文化展開催(44万人の入館者)
平成10年(1998)
荒神谷遺跡出土青銅器が一括して国宝に指定される(06.06)
平成16年(2004)
荒神谷博物館開館基本方針(案)発表
平成17年(2005)
6月24日 荒神谷博物館プレオープン
平成17年(2005)
10月6日 荒神谷博物館グランドオープン